タイトルを見て、「あっ見たことある」と思った方も多いのではないだろうか?今回お話する内容は、ある種UX(ユーザー体験)を形成する”根幹や真意”ではないだろうかと思う。
そこまで、壮大な物語を語るような前振りをしてよいものか?と筆者自身も執筆していて迷いはある。しかし、”人間中心設計(HCD)とデザイン思考に違いがある”ことを知ってほしい。「そもそも違いなんてあるの?」との意見も聞こえてきそうだが、これが実はある。
タイトルを見て、「あっ見たことある」と思った方も多いのではないだろうか?今回お話する内容は、ある種UX(ユーザー体験)を形成する”根幹や真意”ではないだろうかと思う。
そこまで、壮大な物語を語るような前振りをしてよいものか?と筆者自身も執筆していて迷いはある。しかし、”人間中心設計(HCD)とデザイン思考に違いがある”ことを知ってほしい。「そもそも違いなんてあるの?」との意見も聞こえてきそうだが、これが実はある。
株式会社アイエンター社が運営するiPad受付サービス「I-FACE」が2020年6月にデザインリニューアルした。進めていく上で感じたことや、なぜ問い合わせ数を12倍に増やすこと出来たのか?について書いていきます。
皆さんは、今までカスタマージャーニーマップなんて作らなくても、良質なサービス提供できているし、マップを作ったところで何がわかるようになるの? それに素人には作れないんでしょう?と言ったような感情になったことはないでしょうか?
どのようなサービスづくりにおいても、届けるユーザーを定めることはとても重要だ。多くの情報があふれる中で、ユーザーは自分が使いたいと思うサービスを自ら取捨選択している。
また、ユーザーに自分たちのサービスを選んでもらうためには、彼らの悩みを解決することが不可欠であり、そのために、ユーザーの「悩み」や「課題」を明確にするのが「ペルソナ法」だ。
早速だが、デザイン思考の定義を確認してみよう。Wikipediaによると、デザイン思考の定義は下記の通りだ。
“デザイン思考とは不明確な問題を調査し、情報を取得し、知識を分析し、設計や計画の分野でソリューションを選定するための方法およびプロセスを指す。”
UXとUIの違いが本当の意味で理解していない人は非常に多い。
それは『UX』や『UI』という言葉と接したことのあるビジネスパーソンだけではなく、UX/UIデザイナーと称する人もそうだ。
UX関連の書籍が毎年増えてきている。私は職業柄、UX関連の書籍が出版されれば、すぐ読むようにしているので、少しでも何かを得ようとむさぼるように読んできた。
今振り返ってみると、もっと効率よくUXデザインを学ぶことが出来たように思える。そんな私の失敗を踏まえて厳選した書籍をこれから紹介していくので、これからUXを学ぶ人のお役に立てれば幸いだ。
UXデザイナー自体が少ないため、リアルな実態はあまり知られていない。
「UXデザイナーになりたい。」
「UXデザイナーってどんなことをやっているの?」
「UXデザイナーに依頼をすると、かなり高い請求がきた。」
・・・などという質問を良く受ける。
UXデザインは多くの場合において、誤解されている。
小難しい概念でもなければ、デザイナーのためのものでもない。
そもそもUXデザインという言葉自体が誤解を招いていると考えているため、用語の説明から行っていきたい。
『人間中心設計』という言葉を初めて知った人にとっては、とっつきにくい用語だろう。
私自身、『人間中心設計』専門家という資格まで取ったが、いまだに好きな言葉ではない。
これから出来る限りわかりやすく『人間中心設計』について紹介していくが、初めに、いわゆる”教科書に書いてある定義”を紹介しておこう。